日本郵船が運航する自動車専用船「CETUS LEADER」(シータス・リーダー)が、多年にわたる海上気象の観測通報で気象業務の発展に寄与した功績により6月6日、気象庁から表彰された。
地球表面の70%を占める海は、世界の気象現象に大きな影響を及ぼす。ところが海洋での気象データは少なく、気象観測上の一種の盲点となっているという。
こうしたデータ不足を補うのが、航行中の船舶による気象観測データの収集だ。同社は今後も、より一層の安全運航に努めるとともに、海上気象の情報提供に協力していくとしている。
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