パイオニアは11月16日、防災・減災に取り組む公共機関をはじめとするさまざまな団体・企業向けに「通行実績データ」の提供を開始すると発表した。
データは、実際に車両が通行したルートを判別できるもので、これまでに大きな災害発生時のみ警察庁やNPO法人ITS-Japanに提供していた。
今後より多くの団体などに提供することで、刻々と状況が変化する災害時の道路状況で、通行可能なルートの迅速な把握をサポートする。
通行実績データは、日本全国の道路における1時間ごとの通行実績データを提供可能。
防災・減災、復旧・復興を使用目的とする限り、災害時・平常時を問わず通行実績データの提供が可能。
交通規制や渋滞状況を表示できる地図サービスに簡単に重ねて表示でき、利用金額は年額5万円(税別)から。
なお、大きな災害時には、警察庁とNPO法人ITS-Japanを通じて関係機関に「災害時通行実績データ」を提供している。
■ITS-Japan「乗用車・トラック通行実績情報」
http://www.its-jp.org/katsudou2014/tabid_70/id70_1/
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