日本ピラー工業は3月10日、兵庫県三田市に保有している三田工場を改修・増築すると発表した。
事業継続計画の一環として既存の生産棟と管理棟を、十分な耐震性を備えたものに新築することを決定。
工事では、合理的なレイアウトを追求すると共に、生産効率向上を目的とした新たな設備を導入し、更なる競争力の強化を図る。
三田工場は、メカニカルシール、グランドパッキン、ガスケット等の産業機器向けシール製品の生産・開発を行う主力工場。
今後とも持続的成長を実現すべく、生産体制、開発体制を更に強化していくが、老朽化が進みかつ手狭な現在の三田工場の建物が、事業を展開する上での制約となっていた。
今後は、来たる創業100周年に向け、この新たな三田工場を拠点として、独創的な商品開発力の強化や顧客のニーズに対するソリューション力の強化を進め、省資源と安全でクリーンな地球環境に貢献するという社会的使命を全うすると共に、顧客満足度向上、事業拡大に努めていく。
■取得資産の内容
名称:日本ピラー工業 三田工場 生産棟・管理棟
所在地:兵庫県三田市下内神字打場541-1
投資総額:65億円
資金計画:自己資金により充当
着工予定:2017年4月(予定)
竣工予定:2020年2月(予定)
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