川崎近海汽船は10月27日、定期用船契約の期限前解約を決議し、特別損失を計上すると発表した。
外航船の船隊規模の適正化の一環として、高コストの用船契約につき、船主と期限前の解約による返船の交渉を進めていたが、解約金を支払い期限前に解約することで合意した。
解約による損失(約6億4600万円)を2018年3月期第3四半期(2017年4月1日~2017年12月31日)の期間での連結決算の特別損失に計上する。
■期限前解約の内容
解約先:海外の第三者法人
解約時期:2017年11月20日予定
解約金額:米貨約587万ドル(約6億4600万円)
川崎近海汽船/苫小牧西港航路入口付近で座礁した運航船が運航開始