JVCケンウッドは5月21日、トラック運送業界を対象とした商用テレマティクス分野への参入に向けて、通信型ドライブレコーダーを新たに開発した。
<新開発の通信型ドライブレコーダー カメラ部(左:車内、右:車外)>
同分野への参入のファーストステップとして、9月より、商用車両向けのデジタルタコグラフや安全運転診断システムなどを手掛けるデータ・テック製セイフティレコーダと連携したシステムの提供を開始する。
<データ・テック-JVCケンウッド 連携システムのイメージ>
新開発の通信型ドライブレコーダーは、高画質録画、通信機能を有することで、記録した映像や急加速・急減速といった運行情報、位置情報などをクラウドサーバーへ直接送信することができ、安全運転支援や運行情報の管理、事故など緊急時の迅速な対応といったサポートが可能となる。
広画角や多チャンネル録画対応といった商用車両への設置に最適な機能を搭載している。