川崎汽船は7月11日、社会的責任投資(SRI)の代表的指標であるFTSE4Good Index Seriesの構成銘柄に2003年以来16年連続で、FTSE Blossom Japan Indexに2年連続で選定されたと発表した。
FTSE4Good Index Seriesは、FTSE Russellが、環境、社会、ガバナンス(ESG)に配慮した経営や情報開示が国際基準に達している企業を構成銘柄として選定するもの(925社選定、うち日本企業152社)。
企業の社会的責任や持続可能性に着目して投資活動を行う投資家が、投資先を選択する際の判断基準として利用している。
FTSE Blossom Japan Index(155社選定)は、日本企業を対象に構成され、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資をする際のベンチマークとしても採用されている。
同じくGPIFのベンチマークとして採用されており、各業種の中で性別多様性に優れた企業を対象に構築される「MSCI日本株女性活躍指数」(215社選定)にも、引き続き選定されている(2018年6月現在)。
川崎汽船は、中期経営計画において、ESG(環境・社会・ガバナンス)の取組みを重点課題のひとつとして掲げている。今後もESGの取組みを通じて企業の社会的責任を果たし、社会の持続的な発展に貢献していくとしている。