日本通運が10月31日に発表した2019年3月期第2四半期決算によると、売上高1兆403億3500万円(前年同期比8.8%増)、営業利益340億2300万円(5.6%増)、経常利益377億8700万円(9.6%増)、親会社株主に帰属する四半期利益234億4800万円(8.7%増)となった。
国内貨物は、台風や地震等の自然災害の影響で荷動きは鈍化したが、消費関連及び一般機械を中心とした生産関連貨物の輸送が堅調に推移し、国際貨物は、アジア向けを中心として電子機器関連等の航空貨物が好調を維持する等、総じて堅調に推移した。
前年同四半期に比べ、航空輸出貨物の取扱いが堅調に推移したことや、石油販売単価が上昇したこと等により、日本、米州、欧州、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの各セグメントで増収となった。
営業利益については、米州、欧州、警備輸送、重量品建設の各セグメントでは減益となったが、日本、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの各セグメントは増益となった。
通期は、売上高2兆1100億円(5.7%増)、営業利益770億円(9.6%増)、経常利益810億円(8.9%増)、親会社株主に帰属する当期当期利益450億円(588.7%増)を見込んでいる。
わらべや日洋HD/物流関連事業売上高2.3%減、営業利益5.0%減