三井倉庫ホールディングスが2月5日に発表した2019年3月期第3四半期の業績は、売上高1842億6100万円(前年同期比4.8%増)、営業利益102億7300万円(79.8%増)、経常利益95億7400万円(62.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益42億7100万円(25.9%増)だった。
物流事業の売上高は1779億600万円(4.95%増)、営業利益は84億8300万円(76.6%増)となった。
抜本的事業収益力の強化を目指し、販管費等のコスト削減、粗利益改善施策の実行等、各種施策の実施に取り組んだ。
国内外フォワーディング業務の好調な推移、自動車関連部品等に係る航空貨物のプロジェクト輸送の発生、現在注力しているヘルスケア貨物の保管荷役業務の取扱伸張、家電量販向け輸配送業務における取扱量の増加などにより、増収増益となった。
不動産事業は横ばいとなった。
通期は、売上高2400億円(2.9%増)、営業利益120億円(71.5%増)、経常利益100億円(53.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益49億円(11.2%増)を見込んでいる。
三井倉庫HD 決算/4~6月の売上高0.6%減、営業利益37.8%減