日本郵船は6月4日、運航する大型原油タンカー「高松丸」が気象庁から表彰されたと発表した。
<高松丸>

<感謝状授与式>

<日本郵船の岡崎一正経営委員(前列左)>

多年にわたり海上気象の観測通報に協力して気象業務の発展に寄与した功績が認められた。6月3日に東京都千代田区の気象庁講堂で開催された気象記念日式典に、岡崎一正経営委員が出席し、気象庁長官から感謝状を受け取った。
国土交通大臣と気象庁長官は、海上気象や海洋観測・通報を励行している船舶を毎年表彰しており、日本郵船では2005年に運航船3隻が国土交通省大臣表彰と気象庁長官表彰を、昨年運航船1隻が気象庁長官表彰を受賞している。
今回表彰された高松丸は2012年に竣工し、年間200万トンの原油を主に中東から日本へ輸送している船舶。
■高松丸の概要
全長:333.00m
全幅:60.00m
計画満載喫水:21.04m
総トン数:15万7961トン
載貨重量トン数:31万1087トン
管理会社:NYKシップマネジメント社(NYK Shipmanagement Pte. Ltd.)