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楽天/千葉県習志野市と神奈川県大和市に合計10.3万m2の物流拠点新設

2019年08月01日/物流施設

楽天は8月1日、運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で、物流拠点を2か所新設すると発表した。

野村不動産が千葉県習志野市に建設した物流施設「Landport東習志野」の全フロアと、ダイワコーポレーションが神奈川県大和市で運営している物流施設「ニッセイロジスティクスセンター横浜町田」の一部フロアについて、それぞれ賃貸借契約を締結する。

両施設は「Rakuten Fulfillment Center Narashino」および「Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan」として、2020年中頃から稼働を開始する予定だ。

<Rakuten Fulfillment Center Narashino>

20190801rakuten1 520x353 - 楽天/千葉県習志野市と神奈川県大和市に合計10.3万m2の物流拠点新設

千葉県習志野市の施設は延床面積7万4000m2(貸借面積6万1000m2)で、京成本線「八千代台駅」から1.4km、東関東自動車道「千葉北IC」から7km、京葉道路「花輪IC」から8kmに位置し、東関道、京葉道路、国道16号線・外環道など、アクセスに優れた配送の拠点となる。

施設内には、共有部と敷地内に安全性を確保する監視カメラや防災センターが設置され、2つのカフェテリアやドライバー休憩室が設置されるなど、雇用をサポートする設備が充実している。

<Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan>

20190801rakuten2 1 - 楽天/千葉県習志野市と神奈川県大和市に合計10.3万m2の物流拠点新設

神奈川県大和市の施設は、延床面積9万5000m2(貸借面積4万2000m2)で、東急田園都市線と小田急江ノ島線の「中央林間駅」から徒歩13分、東名高速道路「横浜町田IC」から4kmに位置し、広域にアクセス可能な施設。

非常用発電機が設備されており、テナント用の非常用発電機スペースも確保されているほか、建物内のカフェテリアや、大規模地震発生時にも備えた建物安全度判定サポートシステムの導入など、従業員の働きやすさや安全性を考慮した設備が充実している。

なお、この施設は、ダイワコーポレーションが日本生命保険相互から貸借し、「ダイワコーポレーション横浜町田営業所」として運営しているもの。

「楽天スーパーロジスティクス」は、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを楽天が一括で担う総合物流サービス。千葉県市川市と流山市、兵庫県川西市と尼崎市、大阪府枚方市に設けた既存物流センターが順調に稼働率を上げ、2020年中頃に満床となることが想定されるため、新たに物流センターを開設して処理能力の向上を図る。

■新施設の概要
「Rakuten Fulfillment Center Narashino」
物件名:Landport東習志野
所在地:千葉県習志野市東習志野7-3-1(住居表示)
稼動開始:2020年中頃予定
延床面積:7万4000m2
貸借面積:6万1000m2
建物階数:地上5階建

「Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan」
物件名:ニッセイロジスティクスセンター横浜町田(ダイワコーポレーション横浜町田営業所)
所在地:神奈川県大和市下鶴間1742-7
稼動開始:2020年中頃予定
延床面積:9万5000m2
賃借面積:4万2000m2
建物階数:地上5階建

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