豊田自動織機は10月8日、愛知県半田市のトレーニング施設で、開発中のカウンタータイプ自動運転フォークリフトを公開した。
<自動運転でキャベツの入ったパレットをトラックに積み付けた>

公開した自動運転フォークリフトは、複数の位置検出装置を組み合わせ、屋内・屋外での稼働を可能にしたもの。画像認識・AI技術を活用し、荷物位置やトラック荷台の傾斜角度などが一定ではない状況下でも、自動での荷役作業を実現した。
豊田自動織機は、2016年から農業分野での自動化・省人化に向けた研究開発を行う「露地野菜生産ロボット化コンソーシアム」に参画し、自動運転でトラックに荷物を積み込むフォークリフトの開発を進め、2020年には実証実験を開始する予定。
今後は、実証実験から得られる課題をもとに改良を進め、早期の実用化を目指す。
コカ・コーラ、豊田自動織機/トラック対応自動運転4本フォーク実証実験