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日本GLP/「GLP流山Ⅲ」がLEEDゴールド認証を取得

2019年10月17日/物流施設

日本GLPは10月17日、2019年2月に千葉県流山市に竣工した「GLP流山III」が「LEED ゴールド」の認証を取得したと発表した。

<「GLP 流山Ⅲ」外観>

20191017glp1 - 日本GLP/「GLP流山Ⅲ」がLEEDゴールド認証を取得

この認証により、「LEED ゴールド」以上を取得している日本GLPの施設は10
棟となる。

「GLP流山III」は、4階建て、延床面積8万9385m2の先進的マルチテナント型物流施設。認証取得においては、「専用通勤バスのほか、徒歩圏内にバス路線が2路線あり、十分な代替交通手段が確保されている点」「排水の浄化・再利用設備の導入により、水の使用量の低減に努めている点」「地域資材の調達により、輸送にかかるエネルギーを削減している点」「全館LED照明の採用等によりエネルギー使用量の削減へ取り組むほか、屋上での太陽光発電による再生可能エネルギーの活用を推進している点」等の取り組みが評価された。

日本GLPの帖佐義之社長は、「『GLP 流山Ⅲ』のLEED ゴールド認証取得は、日本GLPがテナント企業の物流効率化を支援するとともに、サステナブルな施設の開発・運営を行ってきた成果。これからも付加価値の高い物流施設や物流ソリューションを提供し、企業市民として地域社会に貢献していきたいと思う」と述べた。

<日本GLPのLEED認証取得施設の一覧>

20191017glp2 - 日本GLP/「GLP流山Ⅲ」がLEEDゴールド認証を取得

なお、LEED (Leadership in Energy and Environmental Design) 認証とは、米国グリーンビルディング協会が開発・運用を行い、世界的にも広く普及している建物と敷地利用についての環境性能評価制度。具体的には、1.総合的プロセス、2.立地と交通、3.敷地選定、4.水の利用、5.エネルギーと大気、6.材料と資源、7.室内環境、8.革新性、9.地域別重み付などの項目から評価される。これらのLEED の基準により4段階のレベルに格付けされる。「LEED ゴールド」は、最高ランクの「LEED プラチナ」に次ぐ高いレベル。

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