シーアールイーは10月29日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 201909」を発行した。
<市場動向マップ>

マーケットレポートの要約によると、地域ごとに見た大型倉庫の空室率は、新規供給に対する需要が高い首都圏が2.61%(前年同期比0.17ポイント増)と高稼働率を維持。関西圏は2017年度の大量供給を消化し、3.72%(2.37ポイント減)と5%を下回った。
九州は、前四半期に続いて0%を継続。中部は7.18%(0.21ポイント減)で、南エリアにおいて5四半期連続で空室率改善を記録した。
また、首都圏の中小型倉庫は堅調なテナントニーズが続いており、0.92%(0.27ポイント減)と依然低い空室率を維持している。
このレポートは賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもの。また、約1200物件、約36万坪(7月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っているシーアールイーならではのデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/自社管理のみ)の情報も掲載している。
■「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)」ダウンロード (要無料会員登録)
https://www.logi-square.com/member/article/column/191029.html
日立/製造・物流分野のロボット活用を提案、羽田と京都に施設開設