トラスコ中山は11月6日、第3四半期報告書による、事業全体の状況の中で、物流設備の増強・整備について説明している。
<プラネット埼玉>

それによると、9月1日付で、経営戦略のさらなる推進を図り、各地域の営業・物流を統括して戦略を立案する組織再編を行ったとし、2018年10月1日付で稼働した同社最大の物流センター「プラネット埼玉」は、在庫アイテム数を約38万アイテムに拡充した。
並行して、プラネット東海及びプラネット東関東に続き、プラネット滋賀及びプラネット神戸の保管・出荷機能などの物流設備の増強を行った。
また、2019年7月にプラネット北関東の増築工事は完了し、プラネット東北の増強工事(2020年1月完成予定)、プラネット南関東の建て替え工事(2020年8月開設予定)を着実に進めた。
さらに、2023年までに、物流センターごとの在庫アイテム数50万アイテムを目標に、取扱アイテムの拡充を継続した。加えて、受注頻度の高い商品の在庫拡充や配送日んを見直し、即納体制を強化することで、顧客の利便性向上に努めた、としている。
なお、継続して顧客向け物流センター・倉庫見学会を開催し、営業活動を強化するとしている。
トラスコ中山/物流費9.18%増、サプライチェーン全体最適促進