トラスコ中山は7月23日、新潟県三条市に建設予定の物流センター「プラネット新潟」の地鎮祭を行った。
既存の物流センター「HC東日本物流センター」の老朽化に伴い建設を決定。効率的な作業環境を構築し、物流保管能力を強化することで納品体制を強化する。
地鎮祭には、設計・施工を担当する鹿島建設の押味至一会長、トラスコ中山の中山哲也社長らが参加。地鎮の儀や玉串奉奠(ほうてん)などが滞りなく執り行われた。
埼玉県幸手市に最大規模の「プラネット埼玉」を構え、60万以上の在庫を保管している。今後も在庫商品を拡大していくため、出荷頻度を加味しつつ「プラネット新潟」建設により、物流全体の効率化を図り、東日本全体で80万アイテムを即納できる体制を整える計画だ。
海外輸入商品についても、まとまった数量を一括輸入するため、新潟港からの近さを活かし「プラネット新潟」で保管。全国の物流拠点への在庫補充機能を持たせることで、海外輸入品の在庫管理を強化していく。
なお、「HC東日本物流センター」に併設している「新潟支店」も「プラネット新潟」の新設に合わせ移転する。
■「プラネット新潟」の概要
所在地:新潟県三条市福島新田字松橋下丁431-2
アクセス:上越新幹線 燕三条駅より7㎞(車で15分)
敷地面積:2万6300m2(7956坪)
延床面積:4万7010m2(1万4221坪)※東京ドーム約1個分
建物構造:複合構造(柱 RC梁 S構造)、免震構造 、消雪装置
階数:倉庫4階、事務所3階
保管点数:16万アイテム
出荷行数:3.5万行/日
建屋着工:2024年8月
建屋竣工:2026年2月(予定)
出荷開始:ホームセンタールート向け:2026年6月(予定)
ファクトリールート向け:2026年10月(予定)
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