Doogは12月3日、重量物に対応した運搬ロボット「サウザージャイアント」を、インテグレータなどが自らカスタマイズできる「Eシリーズ」化すると発表した。
<無人ライン走行機能を使ったハンドパレットトラック牽引>
<フレーム台車との結合でパレット積載も可能に>
このたび、ベースユニットの受注を開始。2020年2月頃の出荷開始を予定している。
サウザージャイアントは、最大可搬重量900kg相当(積載300kg、牽引600kg相当)と、標準機のサウザーよりも高い搬送力を持つことに加え、高い制動力によってサウザーよりも安全に重量物を扱える。Eシリーズ化することで、重量物の積載や牽引に用途が拡がり、特にパレット搬送での活用を想定。
サウザージャイアントとハンドパレットトラックを締結したり、パレットを積載するためのフレームをサウザージャイアントに被せることで、パレットの牽引や積載が可能になる。
Doogは、9月に標準機のサウザーをEシリーズ化している。サウザーEシリーズは、インテグレータがカスタマイズや独自の対応周辺機器を設計・搭載しやすくするための各種のインタフェース、無人ライン走行や安全系機器を標準搭載している。