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PacPort/法人向けIoTシェアリング宅配ボックスで実証実験

2019年12月24日/IT・機器

PacPortは12月24日、千葉県柏市にある三井不動産の「柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)」で、法人向けシェアリング宅配ボックスの実証実験を1月から開始する。

<KOILに設置されたPacPortシェアリング宅配ボックス>

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<PacPort製IoT宅配ボックス利用時の概要>

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PacPort宅配ソリューション(IoT宅配ボックス)は、宅配ボックス用IoTスマートロックと荷物の追跡番号(バーコード)を解錠鍵とし、宅配員が専用端末、専用アプリなどを導入することなく利用可能なソリューションで、提携する宅配ボックスメーカーの製品に組み込むことによって提供される。

宅配ボックスのサイズ、台数はオフィス環境やユーザーニーズに合わせて、自由に組み合わせて運用可能。今回の実証実験では、ミドルタイプ(幅310㎜/奥行400㎜/高さ500㎜/重さ20㎏まで)のボックス6台と大型荷物にも対応可能なラージタイプ(幅310㎜/奥行400㎜/高さ700㎜/重さ25㎏まで)2台を組み合わせて、利便性・有効性などを検証する。

この実証実験は、柏の葉の街を舞台にした実証プロジェクトの受け入れを行うプラットフォーム「イノベーションフィールド柏の葉」を利用して実現したもの。

PacPortは、このプラットフォームを用いて開発した戸建住宅用のIoT宅配ボックスを9月に発売しており、今回新たに開発したシェアリング機能によってオフィス入居者が複数台設置された宅配ボックスを共有して利用することを可能にした。

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