JR東日本スタートアップは1月17日、水産物や青果の卸・小売を手がけるフーディソンと新幹線物流を活用した鮮魚の定期販売を開始する。
<新幹線物流の流れ>

3月27日までの毎週金曜日(計11回)、新潟港でその日の朝に競りにかけられた獲れたての鮮魚を新幹線で東京都内へ輸送し、品川駅構内の鮮魚店で販売する。
この取り組みは、JR東日本リテールネット、ジェイアール東日本物流の協力を得て実施。新幹線物流とフーディソンのプラットフォームを組み合わせることで、鮮度落ちが早く生で出荷することが難しい海産物を、獲れたてのまま首都圏に届けることを可能にした。
JR東日本グループは、この実験を踏まえ、鉄道会社ならではの新たな流通サービスを実現していくとしている。
フーディソンは、2017年度のJR東日本スタートアッププログラム採択企業。2019年6月には、新幹線物流による鮮魚輸送の実証実験を実施している。