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佐川急便、CBcloudなど/日本オープンイノベーション大賞受賞

2020年02月14日/CSR

佐川急便、ANACargo、CBcloudの3社は2月14日、内閣府主催の「第2回 日本オープンイノベーション大賞」で「国土交通大臣賞」を受賞したと発表した。

<全国対応や軽貨物の当日配送を実現する取り組みが評価された>

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CBcloudは、フリーランスドライバーや一般貨物自動車運送事業者と荷主をつなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」を活用し、陸空海の各輸送手段を組み合わせ、荷主と最適な輸送手段をシームレスかつ瞬時につなぎ、「モノのMaaS(MobilityasaService)を実現するプラットフォームの構築を目指している。

2019年8月には、佐川急便の顧客を対象とする軽貨物チャーター運送業務で協業を開始し、全国のフリーランスドライバーへの発注供給量を拡大。また、2019年9月には、ANACargoと国内主要7空港と全国の陸路をつなぐ新しい空陸一貫輸送サービスの提供を開始し、シームレスかつ瞬時に荷主とドライバーをつなぐことを可能にした。

今回の受賞では、こうしたITの活用による運送業界の自動化・効率化の促進や、運送業界の構造改革、全国の登録貨物自動車(一般+軽貨物)の94%を占める中小運送事業者に属するドライバーの労働環境の改善をはじめ、業界が抱える各種課題の解決に向けた企業間を飛び越えた取り組みが評価された。

日本オープンイノベーション大賞は、内閣府が主催するオープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を「日本オープンイノベーション大賞」として称え表彰するアワード。

受賞対象はオープンイノベーションの取組で、模範となるようなもの、社会インパクトの大きいもの、持続可能性のあるものについて、担当分野ごとの大臣賞、経済団体、学術団体の会長賞の表彰をするとともに、各賞の中で最も優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する。2018年度に第1回が実施され、今回が2回目。

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