大阪を地盤にする宮田運輸はトラックドライバーの子どもの絵を車両にラッピングするプロジェクトを6年前から開始し、交通事故を4割削減した。現在では、この取り組みを広げようと、社団法人化して活動を続けている。
<古賀物流のラッピングカー>

<勢揃いした子どもたちの絵>

<トーカイのタンクローリーにも子どもの絵のラッピング>

<テレビで放映された内容>
このプロジェクトを開始したのは、7年前に宮田運輸で死亡事故があってから。この事故で宮田社長は2度と死亡事故を起こさせないために悩み、思いついたのが子どもの絵を車両にラッピングするアイデアだ。
6年間で87台の車両に子どもの絵をラッピング。これにより、ドライバーは自制心を高め、周囲の関係者、関係車両も心穏やかになる効果が得られ、事故は4割減となった。
現在では全国185社、600台の車両が子どもの絵をラッピングして走っている。この活動は中国にも波及し、1社9台がラッピングカーを走らせている。
2019年4月からは宮田運輸から独立し、一般社団法人「こどもミュージアムプロジェクト協会」として活動を続けている。
■一般社団法人こどもミュージアムプロジェクト協会
大阪府茨木市双葉町8-1 奥村ビル 403
TEL:072-646-6013