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フェデックス/2019年度「スチューデント・シティ」の活動を完了

2020年03月09日/CSR

フェデックスエクスプレスは3月9日、2019年5月から2020年2月に開催された2019年度「スチュー デント・シティ」への支援活動を完了したと発表した。

<顧客にプロフェッショナルなサービスを提供しようとする参加児童>

20200309fedexe - フェデックス/2019年度「スチューデント・シティ」の活動を完了

今年度は品川区内35の小学校から、5年生約2400人がプログラムに参加し、フェデックスの模擬ワールド・トレード・センター(フェデックスブース)で仕事を体験することで、社会や経済の仕組みの基本を学んだ。

フェデックスのブースで仕事を体験する児童は、配送担当者、営業担当者、マネジャー、会計担当者などの役割を担う。児童は、事前に準備したはがきとその国際輸送サービスの販売、また「スチューデント・シティ」内の別の企業の商品配送を請け負うことで、輸送ビジネスを経験した。

また、コストを考えながら、はがきや輸送サービスの販売価格を自らが決定し、販売戦略を考えるミーティングを何度も行って様々なアイデアを出し合い、「利益を出す企業になる」というゴールに挑戦した。

なお、「スチューデント・シティ」は、経済教育団体であるジュニア・アチーブメント日本が行う、体験型経済教育プログラム。児童は品川区立品川学園内に再現された街「スチューデント・シティ」の住人となり、ものやサービスを「受ける生活者側」と「供給する企業側」を交互に体験する。

フェデックスは、世界中で行う社会貢献活動において「教育支援」を重要分野のひとつとして位置づけ、2011年から「スチューデント・シティ」の活動を支援している。プログラムに参加する児童がフェデックスの従業員として仕事を経験することで、物流サービスがどのように人々や企業に可能性をもたらすことができるかを学べる機会を提供してきた。

フェデックスは社会貢献活動の新たな目標として「FedEx Cares 50 by 50」を掲げ、2023年の会社創立50周年までに、世界5000万の人々へのサポートを届けるために取り組んでいる。

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