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日本気象協会/悪天候時の輸送安全を支援、物流サービス提供

2020年05月18日/IT・機器

日本気象協会は5月18日、悪天候時の輸送安全を支援する物流向け新サービス「GoStop(ゴーストップ)マネジメントシステム」の提供を、6月1日から全国で開始すると発表した。

<「GoStopマネジメントシステム」情報提供画面イメージ 図1>
20200518kisyocho1 520x265 - 日本気象協会/悪天候時の輸送安全を支援、物流サービス提供

<「GoStopマネジメントシステム」情報提供画面イメージ 図2>
20200518kisyocho2 520x262 - 日本気象協会/悪天候時の輸送安全を支援、物流サービス提供

「GoStopマネジメントシステム」は、近年特に激甚化している気象災害に対して、物流事業者から事前に対策を行いたいという要望を受け誕生したものだ。

「GoStopマネジメントシステム」は全国の高速道路を対象に、気象による輸送影響リスクを悪天候の72時間前から、地図や表によりひと目で確認できるWebサービス。各路線のICごとに、1時間ごとの輸送影響リスクが詳細に把握できるため、悪天候時の配送計画の作成や輸送可否の判断、ドライバーの安全確保に役立つ。

また、「GoStopマネジメントシステム」は国土交通省や経済産業省、農林水産省が推奨する「ホワイト物流推進運動」の取り組み(異常気象時の運行中止・中断の判断)や「異常気象時における措置の目安」に活用することもできる。

サービスの提供形式は、Webサービスでの提供(ID、パスワード入力により利用可能)。サービス利用料金は、月額定額制で、サービス開始にともない、トライアル無料期間を設けている。新型コロナウイルス感染症の影響で需要が急増している物流業界に貢献できるよう、台風シーズンの6月から9月末までの4か月間は無料で提供する。

今後、鉄道や主要国道の輸送影響リスクについて、2020年度冬期にサービス開始を予定している。

■問い合わせ
日本気象協会 防災ソリューション事業部 営業課
TEL:03-5958-8143 
gostop@jwa.or.jp

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