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オープンロジ/男性社員の声で子育てと仕事両立へ制度拡充

2020年06月26日/CSR

オープンロジは6月26日、在宅勤務でも「子どもの看護休暇制度」「育児休業中の一定期間の就労制度」を利用して子育てと仕事を両立できるようにしたと発表した。

現在は13名の社員が制度利用の対象となっている。

これは、男性社員の声から生まれた「子どもの看護休暇制度」「育児休業中の一定期間の就労制度」を2019年度からスタートさせているが、在宅勤務でも適用したもの。

なお、「子どもの看護休暇制度」導入の背景には、創業当初、育児をする女性社員がおらず男性社員が7割を超える状況だったが、経営陣が子育てに積極的に参加していたため、男性社員の育児休暇取得やスケジュール調整も行いやすい状態だった。社内公式の情報共有ツールであるSlackでも子供の相談チャンネルがあり、社内全体でパパ社員をバックアップしようという文化が根付いていた。

そのような中、パパ社員から「子供の病気で有休を使い果たしてしまうと、親自身がリフレッシュする時間を作れない」といった声が上がった。パパ社員の一人であったエンジニアチームのマネージャーが「育児も仕事も両立できる制度が必要だ」と新しい制度設立のためにワーキングチームを作り「子どもの看護休暇制度」設立・運用スタートとなったもの。

また、「育児休業中の一定期間の就労制度」導入の背景には、育児休暇を取得している中でも必要な役割を果たしたいといった声がパパ社員から上がったと同時に、所属チーム側からも「その人ではないと対応できない業務が一定量発生する」といった意見が上がった。

そこで、厚生労働省が定める「育児休業中の就労について労使の話し合いにより、子の養育をする必要がない期間に一時的・臨時的にその事業主の下で就労できる」という条件に基づき、本人の状況を見ながら他者で代替できない業務を行ってもらえるような体制を整えた。すでに「育児休業中の一定期間の就労制度」についてもエンジニアのパパ社員1名が利用して育児休暇を取得しつつ、 臨時の業務対応を行った実績がある。

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