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メディセオ/札幌市白石区に医薬品物流センター竣工

2020年06月26日/物流施設

メディセオは6月27日、札幌市白石区で医療用医薬品や医療材料等を取り扱う高機能物流センター「札幌ALC」を竣工させる。

<札幌ALC>
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札幌ALCは、地上2階建て延床面積8000m2の施設で、改修工事や設備導入等に総額15億円を投じて整備した。北海道北広島市の既存施設を移転し、7月から稼働する予定だ。

1万7000SKU以上の商品を取り揃えた都市型のフルラインセンターとして、札幌圏の顧客と旭川、釧路、帯広、函館に立地する営業兼物流拠点への医薬品供給を担い、年間220億円の出荷を見込んでいる。

施設内では、独自の需要予測システムで在庫を適正管理し、定時・適量の納品を実現。また、独自のマテハン技術と情報システムによって、正確な在庫管理と効率的な倉庫内作業、配送作業を実現する。

そのほか、棚免震装置、自家発電設備、瞬時電圧低下補償装置、緊急配送用バイクの配備、システム・通信の二重化などにより、地震などの自然災害時も安定して供給できる体制を構築。

温度管理や偽薬対策、衛生管理など、2018年12月に厚生労働省が発出した医薬品の適正流通ガイドライン(GDPガイドライン)に準拠した高水準の物流機能を備えている。

■札幌ALCの概要
所在地:札幌市白石区中央一条2ー1-37
敷地面積:5580m2
延床面積:7961m2
構造:鉄骨造、地上2階建
竣工:6月27日
設備投資額:総額15億円(建物、設備、機器等)
カバーエリア:札幌圏及び道内(旭川、釧路、帯広、函館の各FLC)
出荷額(稼働当初):年間220億円(予定)

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