住友倉庫は10月5日、埼玉県羽生市内にある「羽生アーカイブズ第2センター」で建設中の第3期倉庫が竣工したと発表した。
このセンターは、首都圏の文書・磁気テープ・フィルム等の情報記録媒体の保管専用施設として2012年1月に第1期倉庫が、2015年7月に第2期倉庫が順次稼働している。更なる取扱量拡大に対応するため、第3期倉庫を建設したもの。
第3期倉庫は現在稼働中の倉庫と同様、免震構造を採用し、72時間対応の非常用自家発電設備、窒素ガス消火設備を設置するなど、顧客のBCPに大いに貢献する仕様としている。
また、最新鋭のセキュリティシステムの導入等により情報の管理・保護に万全を期すことで、安全性・機密性を最大限に追求している。企業活動での情報管理体制の強化とコスト削減という2つのニーズの高まりにつれ、情報記録管理業務のアウトソーシングが拡大していく中、これまで以上に顧客の要望に対応できるよう、付加価値の高いアーカイブズソリューションを展開していくとしている。
■第3期倉庫の概要
所在地:埼玉県羽生市
構造:鉄筋コンクリート造 4階建、免震構造
延床面積:2万1420m2
竣工:2020年9月