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農業総合研究所/JR東日本、福岡ソノリクと物流強化で提携

2020年10月14日/SCM・経営

農業総合研究所は10月14日、東日本旅客鉄道(JR東日本)、福岡ソノリク、農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)の計3社を割当予定先とする総額5億6000万円の第三者割当増資の実施を決定した。

増資によって調達する資金は、物流加工センターの機能拡張や、システム開発、集荷拠点の整備・立上げ運営費用に充てる。

昨今、コロナ禍の影響で家庭での喫食が増えたことや、在宅勤務の定着による運動不足の懸念などで食生活や栄養バランスへの意識が高くなることが予測されるため、インフラを強化して増加する農産物の出荷量と加工業務に対応する。

また、JR東日本と福岡ソノリクとの間では、業務提携も締結した。

JR東日本とは、駅や駅周辺施設を利用して集荷場を整備し、利便性の高い出荷環境を生産者に提供する。将来的には、鉄道を活用した物流網の拡充にも取り組む。また、JR東日本グループのECモールを通して農作物を販売し、販売機会の拡大を図る。

福岡ソノリクとは、同社の倉庫や物流拠点を活用して西日本エリアでの物流網の拡充を図るほか、同社へ同エリアでの集荷場から小売店への農産物輸送業務を委託することで、効率的な輸送を実現する。

 

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