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名鉄運輸/4~9月の売上高8.7%減、営業利益70.6%減

2020年11月06日/決算

名鉄運輸が11月6日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高537億900万円(前年同期比8.7%減)、営業利益8億1000万円(70.6%減)、経常利益8億7800万円(69.0%減)、親会社に帰属する四半期純利益4億9600万円(73.0%減)となった。

コロナ禍において、同社は感染予防対策を講じつつ、健康と安全を第一に通常業務を継続してきたが、企業間輸送の停滞などの影響で前年同期の貨物取扱量を大幅に下回る結果となった。

営業面での取り組みとしては、訪問による営業活動ができない中、名鉄運輸グループオフィスを中心にウェブを利用した営業活動など新たな試みを開始。

また、9月には名鉄トラックターミナル関西をオープンし、大阪支社と淀川支店を移転するとともに、連結子会社の名鉄ゴールデン航空や関西名鉄運輸が同居することで、混載、航空、貸切、流通保管の各機能を備えた、さまざまな輸送ニーズに応える複合拠点を構築した。

業務面では、輸送量に見合った幹線の適正化や余剰戦力の配置見直しを行
うことで効率化に努めた。また、日本通運との連携では共同配送や共同運行などを継続して行った。

通期は、売上高1110億円(5.2%減)、営業利益29億円(38.5%減)、経常利益29億円(40.2%減)、親会社に帰属する当期純利益17億円(44.2%減)を見込んでいる。

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