デカルト・データマインは11月20日、日本発米国向け10月分と米国発日本向け9月分の海上コンテナ貨物量実績を発表した。
それによると、日本発米国向け(荷受地ベース)の10月分は4万4237TEU(前年比23.1%減)となった。新型コロナウイルスの影響で5月から前年比4割減の3万TEU台で推移してきた貨物量だが、ここにきて前年比2割減の4万TEU台まで回復。5月に3000TEU台だった自動車関連も9675TEU(11.9%減)まで回復している。
日本受けトランシップ貨物量は1万77TEU(28.1%減)で、日本荷受け貨物量全体に占める第3国トランシップ率は22.8%。このうち、韓国トランシップ量は7240TEU、TS率は16.4%(25.9%減)となった。
また、米国発日本向け(最終仕向国ベース)の9月分は5万2359TEU(9.1%減)となった。日本向け母船直航分は4万7417TEU(4.4%増)。品目別では、牧草、豆類等の穀物類が1万899TEU(6.6%増)、肉類が5473TEU(1.9%増)と、上位2品目が安定した数量を確保している。
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