ニッコンホールディングスは12月11日、棚流動型の倉庫ロボット(Ranger GTP)を三重県鈴鹿市の鈴鹿梱包センター営業所に11月8日導入し、安全祈願祭を執り行ったと発表した。
導入ロボットは、エリア内で出荷頻度の高い棚を作業ステーションに近い方に配置・保管できるように自動計算し、リアルタイムで入出庫頻度の高い製品の入替を行い、高効率な作業を行えるもの。
導入の目的は、労働人口の低下と働き方改革への取組みを背景に、取引先の物流拠点集約に対応すること。
導入ロボットはインド GreyOrange 社製棚流動型ロボット Ranger GTP。導入台数は倉庫ロボット9台移動棚200基。
これにより、導入効果を省人化については作業工数約30%削減とし、LED照明の低減により、電気使用量22%削減(作業者が棚エリアに立ち入らないため、照明点灯の必要なし)している。
今後同社では、他のシステムと連動させることで、前後工程の更なる効率化、社内拡大展開を図る、としている。
ニッコンHD 決算/4~6月の売上高8.4%増、営業利益2.2%減