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ニッコンHD/鈴鹿梱包センターロボット導入、作業工数30%減

2020年12月11日/SCM・経営

ニッコンホールディングスは12月11日、棚流動型の倉庫ロボット(Ranger GTP)を三重県鈴鹿市の鈴鹿梱包センター営業所に11月8日導入し、安全祈願祭を執り行ったと発表した。

導入ロボットは、エリア内で出荷頻度の高い棚を作業ステーションに近い方に配置・保管できるように自動計算し、リアルタイムで入出庫頻度の高い製品の入替を行い、高効率な作業を行えるもの。

導入の目的は、労働人口の低下と働き方改革への取組みを背景に、取引先の物流拠点集約に対応すること。

<左からRanger GTP、保管棚、安全祈願祭の様子 >
20201211nikkon 520x118 - ニッコンHD/鈴鹿梱包センターロボット導入、作業工数30%減

導入ロボットはインド GreyOrange 社製棚流動型ロボット Ranger GTP。導入台数は倉庫ロボット9台移動棚200基。

これにより、導入効果を省人化については作業工数約30%削減とし、LED照明の低減により、電気使用量22%削減(作業者が棚エリアに立ち入らないため、照明点灯の必要なし)している。

今後同社では、他のシステムと連動させることで、前後工程の更なる効率化、社内拡大展開を図る、としている。

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