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日本GLP/千葉県八千代市で2棟目のロコンド専用物流施設竣工

2021年01月14日/物流施設

日本GLPは1月14日、千葉県八千代市でアパレルEC企業ロコンドの専用物流施設として建設していた「GLP八千代III」を竣工した。

<GLP八千代III>
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「GLP八千代III」は都心部まで30km、京葉道路「武石IC」まで10kmの立地で、近隣(徒歩4分)で2020年4月に竣工した「GLP八千代II」とともに、ロコンドの専用施設として稼働。両施設を全国への配送拠点として一体運用することで、保管・配送、人員配置などの一層の効率化を実現する。

また、八千代市内に所在する「GLP八千代」も合わせた3棟を日本GLPが管理をすることで、施設間の連携と情報共有を図り、八千代エリア全体としてオペレーションの効率性向上とBCP対応の強化を図る。

<コミュニティスペースとして近隣住民にも開放するオープンラウンジ(上)と貸会議室(下)>
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「GLP八千代III」では「地域との共生」をコンセプトに掲げており、近隣住民や施設で働く従業員が利用できるコミュニティスペースとして、貸会議室やオープンラウンジ、キッチン、防災倉庫などを完備している。これらのスペースについては八千代市が施設に関する市民への周知を、日本GLPが施設の維持管理を担い、4月から利用を開始する予定。さらに、GLP八千代IIIの敷地内にはバス待機場とバス運転手の休憩所を設けたことで新規路線バスの引き込みに貢献し、同エリアの交通利便性向上を図った。

<利便施設の維持・活用の促進に関する協定を締結した服部八千代市長(左)と日本GLP帖佐社長(右)>
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GLP八千代IIIの竣工に際して、日本GLPの帖佐 義之社長は「GLP八千代IIに続き、専用施設としてロコンドに利用してもらえることを大変嬉しく思う。これは、顧客ニーズに対応した設備機能とサービスの提供が評価されたものだ。GLP八千代IIIでは、日本GLPの施設で初のコミュニティスペースを設置し、地域に開かれた物流施設を提案している。今後もロコンドの継続的な発展を支えるとともに、地域社会の発展にも貢献できるよう努力していく」とコメントした。

■GLP八千代IIIの概要
所在地:千葉県八千代市緑が丘西6
敷地面積:2万9231m2
延床面積:5万9590m2
構造:地上4階建て、制振・鉄骨造
着工:2019年11月
竣工:2021年1月
認証取得:CASBEE新築

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