郵船ロジスティクスは3月4日、インドネシア法人の「PT. Yusen Logistics Indonesia(YL-ID)」が、インドネシア・スカルノハッタ税関から最優秀通関業者、同じくインドネシア法人の「PT. Yusen Logistics Solutions Indonesia(YS-ID)」が、ブカシ税関からベスト保税倉庫会社で表彰されたと発表した。
YL-IDは輸出入の申告件数と、適正申告などのコンプライアンスの遵守が税関から総合的に評価され、2020年の最優秀通関業者として2月9日に表彰された。YL-IDは2019年も同様の表彰を受けている。
一方、YS-IDは通関書類の正確さ、税関申告と規制に関する違反がないことが税関から評価され、2020年のベスト保税倉庫会社として、1月29日に表彰された。
郵船ロジスティクスのインドネシア法人は、同国での通関の諸規制に対し蓄積してきた通関ノウハウを駆使し、インドネシアでビジネスを展開する顧客にきめ細やかなサービスを提供している。
また、インドネシア法人2社はともに、2019年には「AEO(認定経済事業者制度)」の認定事業者として認定された。AEOは、国際物流のセキュリティ強化と貿易円滑化の推進を目的に導入された「官民パートナーシッププログラム」。通関業者、倉庫業者、運送者、輸入者、輸出者、製造者を対象事業者としている。
認定を受けたことで、2社は貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備された事業者として、税関から税関手続の緩和措置を受けている。
郵船ロジスティクス/大塚製薬とSAF利用の輸送サービス利用契約締結