Rapyuta Roboticsは3月4日、鴻池運輸が運営する東京都品川区の「鴻池技術研究所イノベーションセンター」に、協働型ピッキングアシストロボット(AMR)を導入したと発表した。
<協働型ピッキングアシストロボット(撮影場所:鴻池技術研究所イノベーションセンター)>
センターでは、4台のAMRを使って、約150m2のピッキングエリアで業務オペレーションを行う。内容は主に日用雑貨向けの出荷シナリオを想定している。
具体的には、ピッキングエリアで作業負荷軽減に貢献するAMRの巡回方法や倉庫内のレイアウトなどを確認し、紙で印刷されたリストを使った人手でのピッキングに対して、人とAMRが協働する場合の生産性に対する改善度を評価・検証する。検証後は、鴻池運輸が運営する営業倉庫にロボットの導入も予定している。
「鴻池技術研究所イノベーションセンター」は、最新自動化機器の開発・導入実験、国内外のスタートアップ技術の実証実験などといった物流現場での技術イノベーションを加速するために設けられたオープンイノベーション拠点。鴻池運輸が3月3日に開設した。
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