経済産業省が3月31日に発表した2月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1149万万kl(前年同月比13.3%減)だった。14か月連続で前年を下回った。
輸入量の多い国は、1位がサウジアラビアで534万kl、(20.5%増)、2位はアラブ首長国連邦で、298万kl(36.4%減)、3位がクウェートで111万kl(6.7%減)、4位はカタールで108万kl(19.7%減)、5位がロシアで32万kl(21.8%減)となった。
中東依存度は93.3%で、前年同月に比べ、4.0ポイント増と4か月連続で前年を上回った。
燃料油の在庫は952万kl(7.0%増)で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油は前年同月を上回ったが、ジェット燃料油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。