日本郵政は7月1日、グループのDX推進やDX人材の育成を担う100%子会社「JPデジタル」を設立する。
日本郵政グループは「リアルの郵便局ネットワークとデジタル(デジタル郵便局)との融合」に向けて、さまざまな取り組みを行っている。
新会社では、SOMPOホールディングスや電通グループ、楽天グループなどグループ外の企業から支援を受け、日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命をはじめとしたグループの横断的・一体的なDX施策の推進や、グループのDX人材育成を通じて、幅広い世代・地域の顧客に新しい価値の提供を目指す「デジタル郵便局」の実現をリードしていく。
代表取締役には、3月に楽天から出向してきた飯田 恭久CDO(Chief Digital Officer)が就任。デジタル郵便局の実現をはじめとするグループDX戦略の実行支援チームとして、組織・人材を充実させていく。
組織については、DX部門と人材育成部門を設け、データやAI、UI/UX、デジタルマーケティング等のスペシャリストを中心とした組織を目指す。
■JPデジタル 概要
本店所在地:東京都千代田区大手町2-3
資本金:6000万円
株主(資本比率):日本郵政100%
設立:7月1日
営業開始日:8月(予定)