日立物流は7月12日、輸送デジタルプラットフォーム「SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)」(SSCV)のひとつである、安全運行管理をトータルサポートする「SSCV-Safety」の提供を、同日より開始したと発表した。
SSCV-Safety は、ドライバーの運行前後および運行中の生体データと、ドライブレコーダや車両の挙動などから取得した運転データを AI で分析し、独自に開発した事故リスク予測アルゴリズムとテクノロジーを組み合わせて、ドライバー自身が気付くことのできない「疲労」や「ストレス」を可視化することで、漫然運転に起因する事故を未然に防ぐ安全運行管理ソリューション。
既にサービスを提供開始している「SSCV-Smart(業務効率化)」や、今後開始予定の「SSCV-Vehicle(車両管理)」との連携拡充により、輸送事業者の抱えるドライバーの安全管理の強化や労働環境の整備といった、社会課題の解決に向け利用価値を高めていくとしている。
■SSCV-Safety 概要
名称:SSCV-Safety(エスエスシーブイ セーフティ)
サービス提供形態:SaaS(Software as a service)
基本提供機能:ドライバー向け体調測定機能、管理者向けダッシュボード機能
連携機能:SSCV 連携(SSCV-Smart(業務効率化)、SSCV-Vehicle(車両管理))
サービス開始日:2021年7月12日
SSCV-Safety 特設サイト
https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/sscv/safety/
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