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ESR/長崎県佐世保市のIRコンソーシアムで物流センター等を計画

2021年07月29日/物流施設

NIKI Chyau Fwu (Parkview) Group(ニキ チャウフー パークビュー グループ)は7月27日、世界クラスの統合型リゾートの開発を計画している九州地方への、さらなる投資計画を発表した。

NIKI Chyau Fwu (Parkview) Groupが率いるコンソーシアムは、長崎県佐世保市で世界クラスの統合型リゾートの開発にかかわる35億米ドルの投資に加えて、新たなグローバルパートナーとしてESRが、このコンソーシアムがIRの運営ライセンスを取得した場合、この地域にデータセンターと物流センターを建設することになっているとしている。

ESRは、通常10億米ドルを投資し、新規事業で8000人の現地雇用を創出しており、長崎でのニューエコノミーインフラの構築でも同規模の投資で地域に貢献する。

ESRのスチュアート・ギブソン共同創業者兼共同CEOは「NIKI Chyau Fwu (Parkview) Group のIRコンセプトと、コンソーシアムチームは、まさにこれ以上ない素晴らしいチーム。この開発で、長崎にはレクリエーションやホスピタリティ、文化的施設が作られ、世界的な観光の中心的デスティネーションとなる。これはわが社の事業と完璧に合致するものであり、彼らがライセンスを取得し開発を行う場合、わが社はIR開発地域周辺に、データセンターを含む21世紀の先進的物流施設を作ることを約束する」とコメント。

NIKI Chyau Fwu (Parkview) Groupグループの代表を務めるTHE NIKIの大石惠津子エグゼクティブ・ヴァイスプレジデントは「私たちは、地域経済の活性化に貢献し、地域に長期的な利益をもたらす世界水準のIRの実現に注力している。ESRのような世界的リーダーが九州地域に投資してくれることは、我々の投資がIRを超えて地域にどのような影響を与えるかを示す一例。私たちは、このような大きな副次的利益を促進することに貢献できることを嬉しく思う」と述べている。

なお、NIKI Chyau Fwu (Parkview) Groupとは、二期リゾートが運営してきた二期倶楽部を源流とする、ホスピタリティ・サービスを提供する企業「THE NIKI」と、1950年代に台湾で設立された先進的な建設・開発企業である「Chyau Fwu社(チャウフー社)」を起源とするコングロマリット企業を代表とするコンソーシアム。九州・長崎IRの実現、また、最先端技術を駆使した大村湾のスーパー・スマート・コミュニティの実現を目標に、日本での地域活性化のモデルケースの確立を目指している。

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