NTTロジスコは8月5日、千葉物流センター(千葉県市川市)で化粧品物流専用の危険物倉庫を建設すると発表した。
新倉庫は、空調設備による24時間の温度管理が可能。すでに着工しており、12月の竣工を予定している。
NTTロジスコは、千葉物流センター内のB棟でシェアリング型の化粧品物流プラットフォームを運営。医薬品医療機器等法(薬機法)上の化粧品製造業許可を取得し、製造作業をはじめ、入出荷作業、倉庫管理システム、作業・保管エリア、輸配送モードを複数の顧客に提供しており、今回の危険物倉庫は化粧品メーカーやディーラーによる危険品に該当する製品の取扱いニーズに対応するため建設を決定した。
新倉庫はB棟と同一敷地内に併設することで、製品の横持配送の削減や作業の効率化によって配送のリードタイム短縮やコスト低減が可能となる。また、一般倉庫では扱えなかった危険物第四類に該当する製品(香水、スプレー缶、アロマオイル、アルコール消毒、除菌ジェル等)の取扱いが可能になり、顧客の製品ラインナップ拡充にも寄与する。
■「(仮称)千葉物流センター危険物倉庫」概要
建設地:千葉県市川市二俣717-88
延床面積:637.5m2
階数:平屋
有効高さ:4~5m
床荷重:1.5トン/m2
その他:空調完備(15~30℃)、LED照明、泡消火設備
アクセス:京葉道路「原木IC」1.5km、首都高速「千鳥町IC」4.7km、JR京葉線「二俣新町駅」徒歩5分、JR総武線「西船橋駅」徒歩25分
竣工:2021年12月(予定)
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