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キャピタランド/日本国内初の物流施設を神奈川県相模原市で着工

2021年09月29日/物流施設

キャピタランド・インベストメント(CapitaLand Investment)の一員であるキャピタランド・インターナショナル・ジャパンは9月29日、日本の不動産会社と共同で開発を進めていた物流施設((仮称)南橋本三丁目プロジェクト)について、神奈川県相模原市中央区南橋本3丁目の土地で、9月28日に建物の新築工事を開始したと発表した。

<(仮称)南橋本三丁目プロジェクト 外観イメージ>
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このプロジェクトは、キャピタランドの日本での物流施設開発の第1号案件であり、2022年9月に竣工予定となっている。

この物件は、圏央道の相模原ICから約8㎞の位置に所在し、神奈川県内のみならず東京を含む首都圏への配送拠点としても適した立地にある。

また、最寄りのJR相模線の南橋本駅からは徒歩約4分に所在し、周辺エリアにも豊富な労働人口を有しており、雇用確保にも優位性がある。

建物は鉄骨造の4階建で、各階4000~6000m2(トータル約2万m2)の倉庫面積を擁し、有効天井高5.5m、床荷重1.5t/m2など、先進的な物流施設の一般的な性能を備えている。

また省エネ機器・節水型機器の採用、太陽光発電設備の設置など、環境に配慮した設計を取り入れており、環境性能評価の認証も取得予定。

2022年9月の竣工に向けて、リーシング活動を本格的に開始している。また、キャピタランドの日本での物流施設開発の第2号案件である、大阪府茨木市の案件についても、計画通り2022年3月には着工予定となっている。キャピタランドでは、今後も国内物流施設開発を含めた関与資産の拡大に向け、積極的に新たな開発素地及び稼働物件の取得に取り組んでいくとしている。

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