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キャピタランド/茨木市に物流施設竣工、ロンコ・ジャパンが入居

2023年07月03日/物流施設

シンガポールの上場不動産会社キャピタランド・インベストメント・リミテッドの日本法人であるキャピタランド・ジャパンは7月3日、国内2件目となる物流施設「茨木彩都ロジスティクスセンター」の竣工式をこのほど執り行い、ロンコ・ジャパンとの間で賃貸借契約を締結したと発表した。

<茨木彩都ロジスティクスセンター外観>
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同施設は、大阪府茨木市彩都、新名神高速道路の茨木千堤寺Icから2km、大阪のみならず関西圏全域の配送拠点として適した立地にある。彩都は新名神高速、名神高速、近畿自動車道を利用した関西各地へのアクセスに優れていることから近年、物流施設の集積が進んでいる。

1時間圏では約1000万人、90分圏では1600万人を超える人口を捉え、また、日帰り輸送の目安となる運転3時間の範囲として、愛知、岡山、徳島・香川、福井など広範囲をカバーでき2024年問題にも対応できるという。また、ハザードマップにおいても洪水・浸水の想定区域外となっており、事業継続に優位性のある立地だ。

建物は鉄骨造地上4階建、延床面積2万6746m2(8076坪)、有効天井高5.5m、床荷重1.5t/m2等、先進的な物流施設の性能を備えており、従業員が使いやすいスペック・デザイン性の高い施設となっている。

環境にも配慮しており、CASBEE Aランク認証を取得。特に最新のタブレット制御型人感センサー付LED照明を採用、また、屋根上でのオンサイトPPAを採用した太陽光発電事業を行う。

■概要
所在地:大阪府茨木市
アクセシビリティ: 新名神高速道路「茨木川内寺IC」から約2km、名神高速道路「茨木IC」から6km
アクセス:大阪国際空港(伊丹空港)まで23km、梅田駅まで26km、京都駅まで35km、大阪湾(夢洲コンテナターミナル)まで44km※梅田駅以外は高速道路利用
土地面積:1万3899m2(4204坪)
総床面積:2万6746m2(8090坪)
構造:鉄骨造4階建て
天井の高さ:有効高さ5.5m
床耐荷重:1.5m/m2
トラックバース数:28
駐車台数:62(ピロティ含む)
トラック待機サークル数:3
EV乗用台数:2
貨物EV台数:2
垂直リフト数:2
完成案:2023年6月

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