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日本郵便/新型ポスト開発、小型荷物の発送を非対面化

2021年10月18日/3PL・物流企業

日本郵便は10月18日、厚さ7cmまでの郵便物が投函可能な新型郵便ポストを開発し、その第1号を品川郵便局(東京都品川区)で報道陣に公開した。

<新型郵便ポスト>
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<差し出し口には、手を入れて荷物を取り出せないようにカバーが取り付けてある>
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新たな郵便ポストは、差し入れ口の開口を従来の3cmから7cmへと拡大。これにより、従来は窓口で手続きが必要だった「レターパックプラス」を使った厚さ3~7cmの定形外郵便物の発送がポストに投函するだけで行えるようになる。

新型ポストは、昨今のECやフリマアプリの利用拡大で、厚みのある定形外郵便物の利用が拡大していることを受けて製作した。郵便物を24時間差し出せるため利便性が向上するほか、コロナ禍での発送手続きの非対面化にも対応する。

日本郵便は、この新型ポストを10月中に首都圏、中部、関西にある計15の郵便局へ順次設置する予定。今後は、利用状況を踏まえて設置場所の拡大を検討していく。

<斎藤 貴 郵便・物流事業企画部長(右)、三上 直孝 品川郵便局長(左)>
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新型ポストについて、日本郵便 郵便・物流事業企画部の斎藤 貴部長は「数年前から、ECやフリマアプリの利用拡大で厚みのある定形外郵便物の取扱量が増えており、その量はこのコロナ禍でさらに拡大している。新型ポストは定形外郵便物の取扱いが多い局を対象に、今後の利用状況を見て設置を検討していく。差し出し口の大きさなども、必要に応じて変更することも視野に入れている」とコメントした。

■10月中に新型郵便ポストを設置予定の郵便局
埼玉県:川口郵便局、さいたま中央郵便局
千葉県:船橋東郵便局
東京都:品川郵便局、世田谷郵便局、深川郵便局
神奈川県:高津郵便局、中原郵便局、横浜金沢郵便局
静岡県:浜松西郵便局
愛知県:名古屋西郵便局、岡崎郵便局
大阪府:吹田郵便局、淀川郵便局
兵庫県:尼崎北郵便局

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