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北極海航路/北東航路が12年ぶりに開通せず、冷夏が影響

2022年01月20日/3PL・物流企業

ウェザーニューズは1月20日、2021年の北極海の海氷に関するまとめを発表した。

<年間最小日となった2021年9月12日の北極海海氷分布(赤線が北東航路、黄線が北西航路)>
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それによると、2021年7月の北極海は冷夏傾向で海氷の融解が進まず、年間最小海氷域面積は過去7年間で最大の461万km2となった。また、北極海航路は北東航路(ロシア側)・北西航路(カナダ側)ともに開通に至らなかった。北東航路が開通しなかったシーズンは2009年以来12年ぶり。

アジアから欧州へ航行する場合、北極海航路を選択することで、輸送費用だけでなく、CO2の排出量も削減することができる。

北極域では水温上昇による海氷面積の減少が加速し、他地域と比べて2~3倍のスピードで温暖化が進んでいる可能性も指摘されており、特に前シーズンの2020年は北極域で記録的な高温が記録されたことで、北極海航路の開通期間は史上最長の88日間となった。

一方、2021年度夏は融解期である7月の北極海が冷夏傾向になったことで海氷の融解があまり進まず、最小期の9月になっても北極海航路上の一部海域で海氷が解け残った結果、北極海航路の北東・北西両航路ともに開通には至らなかった。

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