LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ESR/東京・三鷹エリアでデータセンター用地取得

2022年04月06日/3PL・物流企業

ESRは4月6日、東京都東久留⽶市に2万900m2のデータセンター開発⽤地を取得したと発表した。

同⽤地には、IT電⼒容量20MWのデータセンターを建築する計画で、2025年9⽉のサービス開始を予定している。

同センターは、2021年4⽉に発表したESR初のデータセンターである⼤阪市の「ESRコスモスクエア」に次いで国内2件⽬のデータセンタープロジェクトとなる。

<大阪市で開発中の「ESRコスモスクエア」完成イメージ>
20220406esr 520x312 - ESR/東京・三鷹エリアでデータセンター用地取得

ESRグループでは、⼤阪、⾹港、シドニー、ムンバイ、ジャカルタ、シンガポールの6か所でIT電⼒容量合計260MWのデータセンターを開発中。さらに、グループ全体でIT電⼒容量1200MW以上の開発計画があり、2022年度内にデータセンター開発ファンドの設⽴も予定している。

ESRのスチュアート・ギブソン代表は、「社会がデジタル化していく“ニューエコノミー”がさらに広がることに伴い、ESRでは先進的物流施設とデータセンターを両輪で考えており、総称として“ニューエコノミー不動産”と定義している。2022年1⽉に完了した ARAアセットマネジメント社の買収によって、グループ全体のニューエコノミー不動産の運⽤資産残⾼は590億⽶ドル(約6兆7900億円)と、APAC最⼤となった。ESRは、各国で地域密着型の企業として独⾃の⼟地調達ネットワークを構築しており、データセンターの開発とファンドマネジメントの豊富な専⾨知識を備えたデータセンター専任チーム共に他社との差別化を図っていく」とコメントしている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース