経済産業省が5月31日に発表した2022年4月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1390万kl（前年同月比9.9％増）だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア（611万kl、前年同月比43.9％増）、アラブ首長国連邦（446万kl、10.5％減）、クウェート（105万kl、7.6％増）、カタール（99万kl、18.0％減）、ロシア（40万kl、1.1％減）となっている。
中東依存度は93.7％で、前年同月比1.9ポイント増と2か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1141万klで、前年同月比7.1％増と12か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、A重油は前年同月を下回った。
