商船三井は、ONEジャパン(オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン)と共同で、そごう・西武と国際協力NGOジョイセフが連携して行う「ザンビアの子どもたちに靴を贈るプロジェクト」に賛同し、輸送協力を行ったと発表した。
<靴を受け取った子どもたち>
同プロジェクトは2009年から始まり、毎年そごう・西武が下取りサービスを通じて集めた中古靴をジョイセフに寄贈し、ジョイセフがザンビアの子供たちに贈り届けるもの。実績として、これまでに100万足以上をザンビアの子ども達に提供した。
靴を履くことは、寄生虫症や破傷風の予防など、地域の医療負担を減少する役割を果たすだけでなく、子ども達が学校へ通い続けるモチベーションにも繋がっている。
同社は2010年から毎年ジョイセフの同プロジェクトに対する輸送協力を行ってきたが、今回初めてONEジャパンと共同で活動を行い、日本の横浜港からザンビアの玄関港にあたる南アフリカ共和国ダーバン向けに子ども靴の海上輸送を行った。
今後も同社は関係各社とのパートナーシップを強化し、同プロジェクトへの協力を通じて持続可能な社会の実現に貢献するとしている。
ジョイセフは、世界のどこにいても女性が健康で、自分の人生を自分で決められるよう支援する日本生まれの国際協力NGO。1968年設立。国連、国際機関、現地 NGO や地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の人材養成、物資支援、プロジェクトを通して生活向上等の支援を行っている。