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JR貨物/4~6月の売上高1.4%減、営業利益141.7%増

2022年08月09日/決算

日本貨物鉄道(JR貨物)が8月9日に発表した2023年3月期第1四半期決算短信によると、売上高450億4300万円(前期比1.4%減)、営業利益1億200万円(141.7%増)、経常損益3300万円(前期は5500万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益2億500万円となった。

鉄道ロジスティクス事業の売上高は403億円(1.7%減)、営業損失26億円(前期は26億円の損失)だった。

第1四半期連結累計期間における輸送量は、コンテナは新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷等を受け、積合せ貨物、家電・情報機器を除く品目で前年を下回った。品目別では半導体不足及び海外からの部品調達難により各社が生産調整を行った結果、自動車部品が減送となるなど低調に推移した。

一方、積合せ貨物は、2021年10月からのブロックトレイン運転開始等により増送となったほか、家電・情報機器は、エアコンの需要回復や一部顧客のモーダルシフトの推進等により前年を上回った。車扱は、石油が新型コロナウイルス感染症の影響緩和によりガソリン需要が増えたことから前年を上回り、車扱全体では前年比101.7%、コンテナ・車扱の輸送量合計では前年比97.2%となった。

なお、通期の業績予想については、売上高1981億円(6.1%増)営業利益35億円(135.7%増)、経常利益29億円(946.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億円を見込んでいる。

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