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オカムラ/カゴ車搬送ロボット「ORV」発売、整列配置も実現

2022年09月08日/IT・機器

オカムラは9月8日、物流施設でカゴ車を使用した工程間搬送や整列配置の自動化を実現する自律移動ロボット「ORV(Okamura Robot Vehicle)」を発売すると発表した。

<ORV紹介動画>

「ORV」は、プロトタイプを「国際物流総合展2018」に初出展して以降、「国際物流総合展2020」や「国際物流総合展2021 in 愛知」にも出展されている。このたび、実際の物流倉庫や工場での実証実験などを通して改良や仕様変更を行い、商用化に至った。

<ORV>
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「ORV」は、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を活用し、センサーで周囲の環境を把握して周辺地図の作成と自己位置推定を行い、目的地まで最も効率的なルートを導き出す。走行ルート設定の自由度が高く、床面工事や経路テープやマーキング、ルート設定のためのランドマークなどが必要ないため、レイアウト変更や動作エリアの拡張に柔軟に対応できる。

<カゴ車片側をつかみ上げて走行>
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また、AIによりカゴ車を自動認識して取りに行き、マーキングや人の手による位置合わせなしで、カゴ車の片側を自動でつかみ上げる。カゴ車の片側をつかみ上げる「片持ち方式」で移動するため、その場での旋回など小回りが利き、カゴ車と一体となったバック走行も可能。走行中は、障害物を検知して回避し、狭い通路では回避ではなく一時停止をするなどルートに応じた動作設定が可能になっている。

<カゴ車の整列配置を実現>
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目的地に着くと、カゴ車と一体になったバック走行で整列配置を行うことができ、トラックバース前の出荷待機や垂直搬送機などへの搬送が可能。

充電が必要になると設置している給電装置に自動で向かう自動充電機能を実装。IoT遠隔監視システムで稼働データをクラウド上にアップロードしており、現場で不具合が起きた際に離れた場所から調査をすることができる。

■主な仕様
最高速度:60m/分(単体走行時)、 40m/分(カゴ車搬送時)
最大可搬質量:300kg
最小通路幅:900mm(単体走行時)
外形寸法:640W×930L×500H mm
電源電圧:AC100V (給電装置)
充電時間:約1時間
連続稼働時間:5時間 ※使用状況により変動
通信方式:WiーFi通信、Bluetooth通信、3G/LTE(セルラー通信モデルのみ)

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