イーソーコは10月12日、空き倉庫の利用・活用を促すため、自社サイトを全面的にリニューアルすると発表した。
＜（「イーソーコ.com」のリニューアル画面。不動産・物流会社と連動して中小倉庫の利活用を促す＞
同社は、日本最大級の倉庫物件・物流不動産ポータルサイト「イーソーコ.com」を運営している。第1弾として10月から順次、物件の特徴をアイコンで可視化し、賃貸物件だけでなく、荷物を預けられる寄託、売買希望、リノベーション可能などの情報も網羅できるようにする。
また、システムをスマートフォン対応で物件登録・検索を簡単にしたほか、他の掲示板サイトとのデータの共有をしやすくし、不動産会社、物流会社と連動した仲介・成約を活発化させる。将来的には個人の不動産仲介業者のサイトと連携し、個人の営業ツールとして活用できるようにするほか、相場情報なども掲載し、倉庫業で圧倒的多数を占める中小企業のビジネス展開を後押しする。
「イーソーコ.com」は、月間閲覧数6万人以上、月間ページビュー（PV）60万ページ以上を誇る倉庫物件検索サイト。1万件近い会員登録を抱え、常時800～900件の倉庫物件を一般公開し、一般公開していない物件が4万～5万件存在する。サイト開設から約15年間が経過し、仕様変更を重ねてきたが、大型倉庫の相次ぐ建設で厳しい状況にある中小の倉庫業者を後押しするため、全面リニューアルをすることとなった。
