ANAホールディングスとセブン-イレブン・ジャパンは10月17日、日本初となる夜間飛行によるドローン配送のサービス実証を実施すると発表した。
＜実証イメージ＞
＜能古島＞
実証は、福岡市の離島を舞台に10月19日～23日にかけて実施。セブン-イレブンのネットコンビニ「7NOW」で注文された商品を、セブン-イレブン「福岡横浜2丁目店」から能古島島内に設置した5地点の配送先に日中から日没後の夜間までドローンで即時配送する。
これにより、ドローン配送の社会受容性と夜間配送ニーズを把握し、今後のサービス設計につなげるとともに、実店舗から離島への直接配送のサービス展開を目指す。
なお、今回の実証は今後のサービス本格運用を想定した形式で実施し、前回の能古島の実証では未実施だった「配送料」「土日配送」の設定も加えて行われる。
＜飛行ルート＞
■実証概要
実施期間：10月19日〜23日
配送実施時間：12:00〜20:00（予定）
飛行区間：セブン-イレブン福岡横浜2丁目店〜各配送先
配送物：同店舗での取り扱い商品（一部を除く）
配送料：110円（税込）
配送対象者：能古島（福岡市）の方
実証内容：能古島での食料品・日用品等の買い物不便をドローン即配サービスで解決、夜間（日没後）のドローン即配サービスの需要を確認
■各社の主な役割
ANAホールディングス：ドローンの遠隔運航・管理、配送通知を含む配送管理システム、実証とりまとめ
セブン-イレブン・ジャパン：セブン-イレブン店舗との調整、「7NOW」サービスの提供、ドローン離発着場の店舗への設置
