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キユーピー/米国テネシー州に1.5万m2の調味料の生産拠点新設

2022年11月10日/生産

キユーピーは11月10日、グループ会社であるQ&B FOODS, INC.の米国でに2か所目の生産拠点としてテネシー州 クラークスビルに工場を新設すると発表した。

<Q&B FOODS, INC. テネシー工場 完成予想パース>
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<別角度からの完成予想パース>
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2023年5月から着工し、製造開始は2025年5月を予定。新しい生産拠点では、家庭用および業務用のマヨネーズ・ドレッシングの製造を担い、米国での生産能力の増強により、世界最大のサラダ調味料市場である米国での事業展開を加速する。

キユーピーは米国で2014年頃からキユーピーブランドのマヨネーズ・ドレッシングの拡売に注力してきた。近年は、新たな価値を求めるレストランシェフや消費者の間でキユーピー商品の味や品質への支持が高まっている。このような増大する需要と成長性を視野に入れ、南東部のテネシー州に新しい生産拠点の建設を決定した。新たな生産拠点により、西部に位置する既存のカリフォルニア工場からは距離がある中西部や東部へも商品の速やかな供給が可能になる。2拠点体制を構築することで、拡大する米国の内食・中食・外食市場への展開を進めていく。

テネシー州の新工場では、従来比で生産性2倍、環境負荷軽減1/2をめざし、サステナブルな生産を実践する。『3つのE』をコンセプトに定め、「あらゆる食シーンで顧客の笑顔のサポーターとなること」を掲げ、サステナブルとコストを両立させるモノづくりを実現するとしている。

なお、『3つのE』とは、1.Employee-Friendly(従業員が働きやすい環境の実現)、2.Environmental-Friendly(リサイクルの推進やCO2排出削減などを実現)、3.Economic-Friendly(容器の内製化などを実施し、生産性向上を図る)を指す。

■工場概要
所在地:アメリカ合衆国 テネシー州 モンゴメリー郡 クラークスビル
建築面積:約1万5000m2
延床面積:約1万5000m2
敷地面積:約8万m2
建築様式:S造(鉄骨造)
着工:2023年5月予定
主な製造品目:家庭用および業務用のマヨネーズ・ドレッシング
最大生産能力:年間約6万t
従業員数:60名予定(2025年5月稼働時)
初期投資額:6200万米ドル(約92億円)

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