シーアールイーは12月1日、サトーホールディングスからのサトーソリューションアーキテクト(SSA)の株式取得(11月1日付発表)について、12月1日付で株式を取得し子会社化したと発表した。なお、子会社化に伴い、同社の商号を11月30日付で「ストラソルアーキテクト」に変更している。
SSAの子会社化は、CREが顧客の物流課題解決を支援するために取り組んでいる「物流インフラプラットフォーム(LIP)」構築の一環。
SSAは、それぞれの企業に対する『個別解の追求』をコンセプトに掲げ、物流センターの企画・構築・業務改善支援、サプライチェーン改革支援、DX支援などの事業を展開している。今後はCREグループ入りを機に、CREとサトーHDとのハブとなり、サトーHDのタギング・自動認識技術を一層活用しながら、3社間での事業シナジーを創出するとともに、LIPを構成する多面的な領域の課題解決ソリューションの連携を促進することで、CREグループの顧客の経営・業務課題を解決する最適なソリューションを導き出すドライバーとしての役割を担っていく。
CREとSSAはこの1年間で、現場レベルでの協業をすでに行っており、SSAはCREグループの顧客に対するロジスティクス・ITコンサルティングサービスの提供に加え、CREを含むLIPを構成する企業群とを連携させ、顧客の「新物流センターの企画」などの複数のプロジェクトを実施している。
SSAの新社名には、顧客の戦略を推進する経営・業務課題を解決に導くコンサルティングファームとして、「戦略=Strategy」から「解決策=Solution」までを「企画・設計・実行支援する者=Architects」という意義が込められている。また、顧客やパートナーから「SSA」と呼ばれているため、その略称を継続すべく、「Strategy」と「Solution」からの造語である「ストラソル」と「Architects」を組み合わせ、「ストラソルアーキテクト(STRASOL Architects)」とした。
社名変更に伴い作成したロゴでは、SSAの「課題解決のプロセスを設計する」というアプローチに基づき、『STRASOL』 の 『A』 は設計者が使用する「コンパス」をイメージしており、戦略という「ゆるぎない芯を描く」ことも併せて表現している。
『Architects』 の色付きの部分は人の頭に見立て、『i』 はクライアントを、隣の『t』 はSSAを表しており、クライアントを強い結びつきで支援し、「個別解」を描き出すことを意味している。
■ストラソルアーキテクトの会社概要
所在地:東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング東棟18F
上場区分:非上場
資本金:2000万円(2022年3月31日現在)
設立年月日:2015年4月1日
主な事業内容:SCM・ロジスティクスを中心としたコンサルティングサービスの提供
ホームページ:https://strasol-a.com/